もり耳鼻咽喉科【大阪府 堺市】 > インフルエンザワクチン予防接種のご案内 令和6年度(2024/2025シーズン)
インフルエンザワクチン予防接種のご案内令和6年度(2024/2025シーズン)
お知らせ
- 本年もインターネットからの予約受付となります。
(2024年(令和6年)9月20日(金)予約開始予定)
ご予約の流れは[こちら]から - [インフルエンザ問診表]をダウンロードしていただき、ご記入の上来院していただくと待ち時間が少なくなりますので、ご協力をお願いします。
- 電話・直接来院での受付は原則いたしません。
- 65歳以上の方に限り、電話予約も可能です。
料金
料金は1回2,500円です。
下記に該当される方は1,500円になります。
堺市に住民登録か外国人登録があり、次のいずれかに該当する方が対象。ただし、年齢は接種日現在。
- 65歳以上の方。
- 心臓、腎臓、呼吸器の機能又は免疫機能に身体障害者手帳1級程度の障害がある60歳~64歳の方。
健康保険証など年齢確認のできるものを持参してください。
摂取開始日
2024年(令和6年)10月1日(火)から接種を開始する予定です。ワクチンの流通に支障が生じた場合、変更させていただく可能性があります。
摂取終了日
2024年(令和6年)12月21(土)を予定しておりますがワクチンは数に限りがございます。なくなり次第終了させていただきます。あらかじめご了承ください。
対象年齢(当院における)及び用法
1歳未満のお子様は接種できませんので、ご了承ください。
- 13歳未満の方は2回接種を推奨されています。
- 1回目接種と2回目接種の間隔は、3~4週間の間隔が目安です。
- 2回受けられる方は、1回目を11月末くらいまでに接種されることをお勧めします。1回目を当院で接種されてもワクチンの入荷や在庫状況により2回目ができない場合があります。〔他院で1回目を済ませて、当院は2回目だけを接種される方は1回目を選択して予約してください。必ず1回目接種から2週間以上あけてお取りください。〕
- コロナワクチン等他の予防接種後間隔に関する規定は無くなりました。
インフルエンザワクチン接種の流れについて
※当院初めての方でもご利用いただけます。
【2】「予約」を選択し、番号を入力します。(診察券番号もしくは仮登録番号+生年月日4ケタ)
【3】1回目のご希望の日時を選択し、予約します。(予約完了の確認画面が表示されます。)
「予約確認」にて予約内容をご確認いただけます。変更・キャンセルの操作も可能となっております。
※当院初めての方でもご利用いただけます。
ワクチンの効果と副反応
インフルエンザワクチンの有効性については、ワクチン株と流行株が一致したときの有効性は70~90%といわれています。これは健康成人で調べられたものであり、型別にみるとA型の有効性は80%前後で、B型は一般的にA型より低く50%前後と報告されています。
インフルエンザワクチンは効果の点でしばしば問題となりますが、その理由の一つにはウイルスが変異を起こしやすく、ワクチンの製造株と流行株の抗原性が合わず、せっかくワクチンを接種しても発症してしまうことがあるためです。
毎年抗原連続変異が認められますが、ワクチン株と流行株が一致しない時でも、ワクチンの有効性はA型に対しては60~70%、B型に対しては40~50%との報告もあります。
副反応については、残念ながらワクチンの改良が進んだ今日でも、また予診を十分に行っていても、予防接種による予知できない重篤な副反応や後遺症は起こりえます。特に、ワクチン接種後30分以内の健康状態の変化には注意を要することが大事ですのでワクチン接種後30分間院内にて経過観察させていただきます。
またこのワクチンは卵を用いて製造するため、卵アレルギーの方は接種しないほうがよいと思われます。
重大な副反応により健康被害が生じた場合の救済につきましては、健康被害を受けた方、又は家族が独立行政法人 医療品医療器械総合機構法に基づいて手続きを行うことになります。
詳しくは【1】「インフルエンザワクチンの接種について」をお読みください。
インフルエンザQ&A
Q.ワクチンを接種するとインフルエンザに絶対にかからないのですか?
A.いいえ。ワクチンの効果は100%ではありません。せっかくワクチンを接種しても、インフルエンザにかかってしまう方もあります。
ワクチンの効果と副反応のところでも述べましたが、理由としては今シーズン流行するインフルエンザのタイプを予想してワクチンも造られるのですが、一致の程度によって有効率に差が生じます。さらに予想が当たったとしても、インフルエンザは常に変異を繰り返しているため、ワクチンの効果が小さくなることがあります。
また接種を受けられた方の個人個人で、過去のインフルエンザ感染歴、ワクチン接種歴が異なりますので、インフルエンザウイルスに対する免疫も個人差が生じて、発病予防効果も違いが生じてきます。
しかし重い合併症は、インフルエンザにかかった方の中から発症しますので、たくさんの方がワクチンを接種して、インフルエンザにかかる方を減らすことが、とても意義のあることと考えられています。
Q.他のワクチンの接種を予定しているのですが、(接種をしたのですが、)間隔はどうしたらよいでしょうか?
A.異なるワクチン間の場合、接種してから次のワクチンを接種するまでに、一定の間隔をあける必要がありました。従来は生ワクチンなら接種してから27日以上、不活化ワクチンなら接種してから6日以上の間隔をあけないと次のワクチンを接種することができませんでした。
しかし、この度定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日から、その制限が一部緩和されることとなりました。今後は注射の生ワクチン間のみ接種してから27日以上あけることとし、その他のワクチンについては制限がなくなりました。
ただしあくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔の制限は従来どおりとなりますのでご注意ください。
Q.たまごアレルギーがあるのですが?
A.インフルエンザワクチンはたまごを用いて作りますので、極めて微量ではありますが、たまご成分の混入は避けられません。当院では、たまごアレルギーがある方は基本的には接種しません。
ただし軽く調理されたたまご(スクランブルエッグなど)を問題なく食べられる方で、過去にインフルエンザワクチンを接種されて問題なかった方などは、接種前の問診にて接種の判断をさせていただきます。危険性が高いと判断した場合、接種を見合わせることがありますので、ご了承ください。
Q.妊娠している(妊娠を希望している)のですが?
A.妊娠中の母体は、免疫機構に変化が起こり、非妊娠時に比べると、感染症にかかりやすい状態になるといわれています。世界的には、妊娠週数を問わず、積極的なワクチン接種が推奨されています。また妊娠を希望されている方も、ワクチン接種するために避妊をする必要はないと考えられています。