もり耳鼻咽喉科

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もり耳鼻咽喉科【大阪府 堺市】 > アレルギー性鼻炎・高周波ラジオ波を用いた手術について

アレルギー性鼻炎・高周波ラジオ波を用いた手術について

アレルギー性鼻炎に対する高周波ラジオ波による下甲介粘膜焼灼術についてのご説明です。

鼻腔粘膜を高周波ラジオ波で蒸散し、アレルギー反応のおこる場所を少なくして症状を軽くしようという方法です。

焼かれた粘膜は3~4週間で抗原が侵入しにくく、腫れにくい粘膜に生え替わります。粘膜下のアレルギーに関係する細胞も減少するためアレルギーの症状が軽くなると考えられています。

保険診療の対象となる手術です。

アレルギー性鼻炎・高周波ラジオ波を用いた手術

対象

  • 難治性の方
  • 薬の副作用(眠気など)が強く、薬を減らしたい方
  • 花粉症飛散前の予防焼灼

注意点

  • 手術後は粘膜が腫れ、また分泌物が増えますので、症状は一時的に悪化します。(落ち着くまで3~4週間かかる場合があります)
  • 創部にかさぶたがつきますので、手術後処置が必要です。
  • 効果には個人差があり、一度の手術で効果がない方は追加で手術が必要になることがあります。(文献的には1回の手術で「鼻閉、くしゃみ、鼻水」に対して70~80%の方に軽快以上の改善がありますが、逆に20~30%の方は不変および悪化の可能性もあります。)
  • 効果は永続的なものではありません。半年~1年で粘膜は元に戻ると言われています。再度症状が発生したとき、再手術は可能です。(個人差があります。)